日本の使い捨て傘ゼロを目指す傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営する株式会社Nature Innovation Groupが、年間8,000万本の使い捨て傘ゼロを目指す「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト(以下、「2030PJ」)の成果を発表。

アイカサ

2030PJには、HENNGE、東急コミュニティー、三菱地所・サイモン、日本テレビ、阪神電気鉄道、つくばエクスプレスの大手企業6社が新規参画し、パートナー企業は合計18社となり、駅やビル、商業施設など全ての設置数を合わせ合計1,800か所への設置が完了するとともに、東京メトロ全171駅へのサービス拡大により、2030PJの中間目標「全国1,000駅」以上への設置が決定し、都内では約7割の駅でアイカサが利用可能となる見込みとなるようです。

地方圏では初となる、三菱地所・サイモンが運営する「鳥栖プレミアム・アウトレット」への展開開始を皮切りに、地域向けの新プラン「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト for Local(以下「for Local」)」を提供開始し、全国の"使い捨て傘ゼロ"の実現に向けて、今後は駅近などの首都圏だけでなく、地方圏の観光施設、商店街、テーマパークなど、全国各地への展開を目指します。

2025/06/17(火) 12:54 環境問題 PERMALINK COM(0)

ヤンマーホールディングスと、アパレルブランド「CLOUDY(クラウディ)」がコラボし、廃棄予定の旧ユニフォームをポーチにアップサイクルさせるプロジェクトを、クラウドファンディングサービス「Makuake」にてスタートし

ポーチ

3月24日(月)より支援の受付開始となっており、「HANASAKA UPCYCLE PROJECT」では、リニューアルに伴い廃棄することになったヤンマーの旧ユニフォームをグループ内から回収し、「HANASAKAポーチ」にアップサイクルするのだそうで、ユニフォームは工場などの現場で使われており、丈夫な素材でつくられていて「HANASAKAポーチ」ではタフなユニフォームの袖部分の生地を使用し、ステッチなどがひとつずつ微妙に異なるポーチとして、550個限定で製作されました。

ポーチの内側には、「CLOUDY」のアフリカ人デザイナーが手がけたカラフルなテキスタイルが採用されており、「CLOUDY」らしいポップでエネルギッシュなデザインが魅力となっており、さらに同商品の売上のうち10%は、アフリカの子どもたちの給食費として寄付される予定となっています。

プロジェクトページ
2025/03/31(月) 09:33 ゴミ問題 PERMALINK COM(0)

キユーピーが、2025年度からの11次中期経営計画を機に、2050年を見据えた新たな環境ビジョン「キユーピーグループ 環境ビジョン2050」を策定。

環境ビジョン2050

キユーピーグループの事業活動は、自然の恵みに支えられており、創業以来「良い商品は良い原料からしか生まれない」という考えを大切に、長年にわたり環境負荷軽減に努めてきていました。

しかし、近年、気候変動問題や海洋プラスチック問題など、地球環境を取り巻く課題はますます深刻化しており、このような状況を受け、キユーピーグループでは2018年にサステナビリティに向けた重点課題を特定し、サステナビリティ目標を設定して取り組んできました。

しかし、環境問題の解決には、より長期的な視点に基づいた取り組みが不可欠であると考え、新たな環境ビジョンを策定し「キユーピーグループ 環境ビジョン2050」はグループの品質第一主義に基づく環境活動と、これから注力していく活動を改めて整理し、キユーピーグループがめざす将来像を示したものとなっています。

「キユーピーグループ 環境ビジョン2050」は、3つの分野における環境課題に対して、より積極的に取り組むことで持続可能な社会の実現に貢献することをめざしています。

2024/12/25(水) 07:23 環境問題 PERMALINK COM(0)

東京都豊島区巣鴨/大塚でシェアオフィスを展開する、RYOZAN PARKが環境特化型シェアオフィスを開業。

RYOZAN PARK GREEN

環境問題、都市農業にチャレンジする起業家を支援する「RYOZAN PARK GREEN」、シェアオフィスを中核としながら上層階はレジデンス、1階はレストランとしてビル1棟をオープン。

施設の目の前には公園があり、この公園との融合も意識したデザインとなっていて、集合住宅とオフィス、テナントが共存し、公園とも繋がる「半公共」の空間となり、街と融合を図り、活性化を目指しています。

オフィスには実験室を兼ね備えた会議室「Laboratory」があり、会議を行う空間としてではなく、水耕栽培や実験なども行えるようにフロアの一部が防水仕様になっていて、利用者のニーズに合わせて機材を導入できる進化型ラボとなっており、公園や屋上菜園で仕事をすることもできます。

RYOZAN PARK GREEN概要/賃料

住所:〒170-0002 東京都豊島区南大塚2-35-11 Urban Green 2階、3階

  • 2階…固定席3席・個室オフィス2部屋
  • 3階…個室オフィス1部屋、会議室「Laboratory」1部屋
  • 賃料(税込):個室オフィス165,000円〜、固定席55,000円

備考:入会金・保証金、管理共益費は別途かかります

2024/06/19(水) 13:43 環境問題 PERMALINK COM(0)

刃にステンレス鋼を使用した「段ボール廃棄物カッター」が全国発売となりました。

段ボール廃棄物カッター

ネットでの買い物が劇的に触れている中、1週間に1度は段ボールゴミが出るなんて家庭も多いのではないでしょうか?

そんな段ボールを解体するときに真っすぐカットできなかったり、中身を傷つけてしまったりなど、そんな経験をされた方も多く、そんな悩みを簡単キレイに開封・解体できるアイテムが新発売!

L字ガイドを段ボールや牛乳パックの角に合わせると、L字ガイドが刃を支え滑らずスムーズにカットすることができ、さらには約8mmの短い刃なので、開封時に中身を傷つけにくく、ストレスフリーでスパッと簡単に開封・解体することができます。

握りやすい形状で手に馴染んで疲れにくいうえ、専用のキャップ付きで本体のフック穴と紐で結べる紐通し穴付でキャップをなくさずに使うことができますし、本体のフック穴は吊り下げることも可能。

価格も858 円(税込)とリーズナブルですし、一家に一台あってもいい製品となりそう。

2023/12/01(金) 12:53 廃棄物処理 PERMALINK COM(0)

自然の声をきき、自然とともに生きる。レイチェルが教えてくれた大切なこと。

レイチェル・カーソン物語

「レイチェル・カーソン」の名前は知らなくても、「沈黙の春」の著者と聞けば、ぴんとくるかたは多いのではないでしょうか。

第二次世界大戦後、急速な経済発展に伴い大量に使われはじめた化学薬品が、生態系へ及ぼす危険な影響について初めて警鐘を鳴らしたといわれる「沈黙の春」は、1962年にアメリカで出版されるや世論を大きく揺り動かし、その後の環境保護運動のバイブルとなりました。

森の声、海の声、生きものの声に耳をかたむけ、勇気ある行動で問題提起の声をあげたレイチェル。彼女はいったい、どんな人だったのでしょうか。

今回発売されるのは環境保護への道をひらいた、レイチェル・カーソンの生涯をえがく伝記絵本。

ちいさなレイチェルは目をこらし、耳をすませました。
鳥のさえずり、虫の羽音。
自然のリズムのなかで暮らしていました。

あるとき、鳥がうたうのをやめ、自然が声を失いはじめたことに気がつきました。
いったいなぜ? だれのせいで? 

レイチェルの一生をかけた調査、勇気ある行動は、人びとの環境への意識を高め、社会全体の考え方を大きく変えたのです。

環境の汚染や破壊をくいとめ、たくさんの生きものが支え合って暮らしていける地球にするために、人間はどうしたらいいのでしょう。
レイチェルの言葉は今、ますますその重みを増しています。

2022/10/13(木) 11:05 環境問題 PERMALINK COM(0)