「産業の発展と地球環境との共生」に向けた、技術開発や保全活動などに熱心に取り組む企業、団体を表彰する「地球環境大賞」の受賞企業の発表が行われ、大賞には、全国16か所でスマートタウンを展開し、宮城県東松山市と共同で環境や防災、地域経済活性化に貢献するまちづくりを実現した「積水ハウス」が選ばれました。
東松山市スマート被災エコタウンは、太陽光発電の電力を固定価格買い取り制度で売ることなく、自営線のスマートグリッドを活用し、街全体に供給するという日本初の地産地消モデルとなっていて、災害などの非常時に電力会社の系統電力が遮断したとしても、最低3日間は通常の電力供給が可能となっていて、停電が長期にわたる場合でも病院や地域の避難所となる集会所への電力供給を継続することができるのだとか。
このような取り組みは、国レベルではなく、地方自治体自らが率先していかなければ、浸透していかないと思いますので、このように地球の環境も考えつつ、住みやすく災害にも強い町づくりが活性化して欲しいですね。
ちなみに、この第27回授賞式は、東京・元赤坂の明治記念館で行われる予定となっています。
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